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新型コロナウイルスの影響によって、賃貸仲介業界にも、お客様と対面せずに済む業務は、メール・LINE・オンライン会議ツールなどを利用して、非対面で実施する、という会社様も増えて参りました。また、これまでの業務を見直しする中で、一部の業務を効率化したりと最適化を進めている会社が多いようです。
今回は、実際に反響管理FAをご利用頂いている不動産、「有限会社ゆうちゃん」にお話しをお伺いしました。
若い方や東京で初めて一人暮らしする方に特化した、賃貸を中心としたお店です。上京して初めての一人暮らし、東京の土地勘、家賃相場など分からないことがたくさんあるお客様が多いので、できるだけ分かりやすくお伝えし、親身にお客様と向き合うことを意識しています。
もともとメールのお問合せに返信させて貰っても、7~8割くらいは何の音沙汰のない状況でしたので、従前から改善できたら良いなと思っておりました。そうしたなかで、コロナの影響で、都心の需要が以前より減ったり、学生のお客様がリモートになり地元へ帰ったり、就職先の内定が取り消しになってしまったりと、解約せざる得ないお客様が増えてきました。
要するに問い合わせ自体がだいぶ減ってきました。そうしたタイミングで、日頃お世話になっているCHINTAIさんからの提案で、新しい施策を取り入れたいと思い、去年の秋ぐらいから反響管理FAの検討を始め、今年の4月から導入しました。
実際に利用を始めて数ヵ月しか経っていないので、手探り、研究段階です。
いくら「自動化」と言っても、見ている人は結局人間なので全部自動化するのは厳しいなと思っております。今後、どこが自動化できて、どこができないかを探っていけたらいいと思います。多分、コツみたいなものがあるんだと思います。
基本的には初回アンケートで回答のあった、希望条件・こだわり条件をもとに物件提案をおこないます。 「ゆるめ設定」という機能で条件を緩めて、物件提案することも可能です。
簡単に説明すると、どこまでゆるめるかを決める設定です。ゆるめ禁止設定項目を登録すると、「この条件はゆるめない」などの設定をユーザー単位ですることが可能です。
うーん……今月少しだけ問い合わせが増えていることですかね。 メールを自動で送ってくれるので、お客様の目につく機会が増え「連絡をしようかな」というきっかけを作れていると思います。
「お部屋探し」って具体的にどんな物件を探しているか、探しているお客様自身が、分かっていない場合も多いと思うんです。個人に向けてジャストな紹介ができないところもありますが、幅広く紹介できるので、具体的に決まってないお客様にとって、反響管理FAの物件提案は考えるきっかけになり、効果的だと思います。
逆に、具体的に住みたい部屋が決まっているお客様や条件が細かく具体的になっている場合には響きにくいかもしれませんね。 自動化にしてもやはりお客様はもちろん人間なので、お部屋の条件が変わったりします。そのタイミングで情報がうまく提案できれば、もっと良いアプローチができると思います。
ちょっと前までだったら、どの街に住みたい!とかが重要視されていたと思うのですが、今はリモートワークなどで、場所にこだわる必要がなくなっている気がします。なので、条件をゆるめて自動化でいろんな場所を提案してあげるのは有効的だと思います。
また、お問合せって、やはり7、8割は返信がないもので、閉塞感を感じることが多いんです(笑)それを、反響管理FAを利用して、レスポンスのきっかけを増やし解決できたらいいなと思っています。今後ともよろしくお願いします。
まだ、利用して数ヵ月ですので、これからの進展が楽しみです。
会社名:(有)ゆうちゃん
お名前:岡田茂様
住所:東京都渋谷区笹塚1丁目56-2 ルミエール笹塚605号
京王線・京王新線/笹塚
営業時間:10:00-19:00(定休日なし/年末年始等は休業)
https://www.chintai.net/shop/C01008293/
社名 | 有限会社ゆうちゃん |
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