不動産業界に身を置いていると、「反響を増やすためには物件写真や内観写真の取り方が大事」という言葉をよく耳にします。
でもこれって本当でしょうか?また、本当だとしたら具体的にどれくらい大事なのでしょうか?
今回は、このような疑問を持たれている方に向けて、具体的なアクセスデータや調査結果を元に、物件写真や内観写真の撮り方が重要な理由をご紹介します。
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これが何の画像かおわかりでしょうか?実はこれ、弊社が運営するポータルサイト、CHINTAIネットのとあるページでヒートマップを作成したものなんです。
マウスの動きを追跡し、よく見られている箇所を赤く、あまり見られていない箇所を青くグラデーションをつけて表示させたもの。つまり、濃い赤の箇所がページの中で最も見られている箇所ということになります。
答えは、CHINTAIネットの物件詳細ページでヒートマップを作成したものでした。
先ほど濃い赤の箇所が一番よく見られているとご説明しましたね。
ではこの濃い赤の部分に何があったかというと、「物件写真・間取り」なんです。
物件の情報を細かく見ていく時、ユーザーが最も注目しているのは、物件写真や間取りの情報だということがわかります。
ここからは様々なデータを見ながら、この理由を考えていきたいと思います。
こちらは、不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)が定期的に実施している、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査の結果です。
お部屋探しをするお客様が問合せや訪問を行う不動産会社を選ぶ際に気にする点として、写真の点数をあげる方が圧倒的に多い結果となっています。
また、4位にも「写真の見栄え」がランクインしており、お部屋探しをしているユーザーにとって、写真の枚数や見栄えが非常に重要なポイントになっていることがわかります。
こちらも同じ調査の結果からです。 物件情報を探す際に必要な情報として、様々な物件・内観写真が上位を独占しています。 中でも水回りの写真の重要性が高いことがうかがえます。
調査の選択肢としては、「物件の設備・条件に関する文字情報」や、「物件の周辺環境に関する文字情報」、「物件室内の動画」なども用意されていましたが、上位10位からは外れています。
こちらは2年ほど前にCHINTAIで実施したユーザーアンケートの結果です。「部屋・バス・トイレの写真」について、以下のことが読み取れます。
ここから、ユーザーは物件を選ぶ際に写真を求めているが、その量や質に満足できていないということがわかります。
ここまで調査データを元に、お部屋探しをしているユーザーが写真を重要視していることをご説明してきました。では、実際に写真の枚数によって反響率に差があるのか、「CHINTAI」のアクセスデータを見てみましょう。
結果は一目瞭然です。写真の枚数が多くなるほど、反響率が高くなっていることがわかります。特に、10枚以下と11枚以上については、約1.4倍の反響率になっています。もちろん、写真の枚数だけが反響率に影響するものではありませんが、少なくとも同じ条件であれば、写真の枚数が多い方が、反響率は向上すると言えそうです。
いかがでしたでしょうか。
普段よく耳にする「物件写真が重要だ」という言葉ですが、データを照らし合わせてみると、具体的にどれくらい物件写真が重要なものなのか、イメージが湧いたと思います。
日々色々な業務に追われている中で、どうしても写真を撮りに行く時間がないという課題をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
CHINTAIでは、皆様の業務を楽にする新しいサービスをどんどん生み出していきますので、ぜひご期待ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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