現在、自動で物件提案が可能なシステムを導入しているものの、「うまく物件提案ができていない」「条件が厳しいお客様に追客ができない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
また、他の業務が忙しいため追客する時間がなく、自動物件提案ができるシステムの導入を検討している営業担当者もいらっしゃることでしょう。
CHINTAIが提供する、反響対応・顧客管理業務に特化した不動産仲介業務支援システム「反響管理FA」の機能のひとつに「自動物件提案」があります。
「自動物件提案」とは、お客様の引越し時期に合わせて要望に合った物件を自動で提案する機能です。
今回は「自動物件提案」の一機能である「ゆるめ設定」について、使い方やメリットをご紹介していきましょう。
目次
そもそも「自動物件提案」とは、ポータルサイト経由で連絡してくださったお客様に、最適な物件を自動配信する機能のこと。
CHINTAIが提供する「反響管理FA」にも搭載されている機能の1つです。まずは「反響管理FA」における自動物件提案の利用の流れをおおまかにご紹介します。
「ゆるめ設定」とは、前述した「自動物件提案」機能のなかの1つで、他社サービスとの大きな違いとなる部分です。
物件提案の際、ユーザーがアンケートで回答した希望条件に沿う物件がなければ、ある程度自動的に条件をゆるめて物件の提案を行います。
これにより、自動であるにもかかわらず、より手動に近い精度でお客様の条件に合わせた物件を提案することができます。
「ゆるめ設定」には、【ゆるめ回数】【提案物件の上限数】【ゆるめ禁止個別設定】といった多彩な設定があります。
この「ゆるめ回数」や「上限数」、ゆるめたくない項目をチェックすると、大枠の希望条件が変更されずに自動で提案が可能になります。
手間もそれほどかからず、お客様にもより満足していただけるようになるでしょう。
また、特定のお客様だけでなく全てのお客様を対象とする店舗全体の設定としても、「ゆるめる」「ゆるめない」の設定や、個別禁止設定が可能です。
「ゆるめ設定」機能によるメリットとして、物件の自動提案を手動に近い精度でできるという点が挙げられます。
「ゆるめ設定」機能は、上で挙げたようにお客様ごとに物件提案のゆるめる度合いを調節することができるため、お客様の希望にできるだけ近い物件を提案できるようになるのです。
お客様の希望条件に合う物件がなかった場合、物件を紹介できずお客様へのアプローチが止まってしまいます。
しかし、ゆるめ設定機能は条件をゆるめながら提案が可能なため、コンスタントに物件を紹介でき、お客様の引越しが先の場合でも長期的にアプローチができるのです。
「ゆるめ設定」機能は、手動に近い精度で自動で物件提案を行うことができますが、この機能を活用することで、具体的にどのような改善が見られるのでしょうか。
「ゆるめ設定」機能により得られた具体例は、以下の3つです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
まずは、条件の厳しいお客様にも自動で定期的に追客できる点です。 自動物件提案が可能なシステムにおける不安要素の1つが、お客様の希望に合った提案ができるかどうかではないでしょうか。
中でもこだわりが厳しいお客様の場合、条件がなかなか一致せず、お客様の希望に合った物件の提案が難しくなり、自動では追客できないと判断する方も少なくありません。
しかし、「ゆるめ設定」機能は、事前に伺っているお客様の条件優先度の低い順から徐々にゆるめていき、あればその都度提案を行います。
そのため、希望に沿う物件がなくてもお客様のニーズにできるだけ近い提案ができるようになり、その結果効率のよい追客が実現します。
2つ目は、お客様に手動でも提案がしやすくなった点です。「ゆるめ設定」機能によって自動で物件提案される事によりお客様の条件を緩めた物件の具体例が分かるようになります。
最後は、できるだけ理想に近い物件を紹介し続けられる点です。
「ゆるめ設定」の機能は、特定のお客様だけでなく、店舗全体の設定として個別にゆるめない条件を設定することが可能です。
たとえば2階以上、バス・トイレ別などの条件は、お客様にとって必須条件の可能性が高いため、そういった条件をあらかじめゆるめて提案しないように設定をしておくことで、お客様の理想になるべく近い物件提案を中長期的に自動で行う事ができます。
今回は反響管理FAにおける機能の一つ、「自動物件提案」のより細かい機能の紹介として、「ゆるめ設定」について解説しました。
「ゆるめ設定」は、お客様の希望条件に沿う物件がない場合でも、お客様の希望にできるだけ近い条件の物件が自動提案できる画期的な機能です。
「ゆるめ設定」機能は、お客様単位・店舗全体で条件をゆるめる度合いの調節が可能です。 お客様本位の提案が可能になるため、希望になるべく近い提案ができ、成約率のアップにつながります。
また、条件をゆるめて自動提案されることで、手動で物件を提案する際も似たような物件提案が円滑にできるようになるのです。
この「ゆるめ設定」機能を活用することで、せっかく自動で物件提案ができるシステムを利用しているのに、お客様の条件や業務により自動追客ができないといった悩ましい問題が解決できるようになるでしょう。
他社の業務支援システムでは満足できなかったり、不満を感じていたりしている営業担当者の方は、顧客管理の業務の効率化や顧客満足のためにも、「反響管理FA」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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